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ユニット活動記録 令和5年度

持続可能社会創造ユニット第5回ミーティング(後援): 第7回京都生体質量分析研究会国際シンポジウム・第521回生存圏シンポジウム〜質量分析が拓く持続可能社会〜を開催しました。

開催日: 2024年1月30日(火)
開催場所: 京都大学 宇治キャンパス 宇治おうばくプラザ きはだホール

2024年1月30日(火)に、宇治キャンパスおうばくプラザおよびきはだホールで標記の国際シンポジウムが開催され、持続可能社会創造ユニットも後援として参加しました。物理・化学分野が発祥の質量分析技術は、今や質量分析を用いない分野はないと言われるまでに普及し、アカデミア研究をはじめ、医療、産業などの様々な現場で広く活用されるようになっています。全国・海外から200名を超える参加者が集い、基調講演、ポスター発表、懇親会まで盛会のうちに終了しました。



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持続可能社会創造ユニット第4回ミーティング: 「東南アジアにおける持続可能社会構築に向けた防災・環境・地域研究」を開催しました。

開催日時: 2024年1月15日(月)14:00〜17:00
開催方法: ハイブリッド開催
オンサイト会場: 稲盛財団記念館3階 小会議室II

持続可能社会創造ユニットに参画する防災研究所と東南アジア地域研究研究所を中心としたメンバーでユニットミーティングを開催しました。対面で16名、オンラインで7名が参加しました。前半は山地や河川の土砂災害・環境問題に関わる内容で3件の発表があり、後半はインドネシアを中心に大気環境や気候変動の内容で4件の発表がありました。いずれも地域研究の枠組みで防災や環境の問題を議論している点が共通しており、部局をまたいだ議論の大切さと楽しさを実感する機会となりました。



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持続可能社会創造ユニット第3回ミーティング(協賛): 2023年繊維応用講座〜PFAS問題と繊維 産官学の取り組みの現状と課題、展望〜を開催しました。

開催日: 2024年1月15日(月)
場所: 京都大学宇治キャンパス 碧水舎

持続可能社会創造ユニット令和5年度第3回ミーティングは、日本繊維学会の応用講座と合併で行われ、現地に21名、オンラインで約50名が参加しました。PFAS問題を科学の基礎、政策、分析・評価法、メーカーの視点から捉えた4つの講演が行われ、辻井敬亘研究連携基盤長も交えて多数の質疑応答が交わされました。

第一講:「未解明の有機フッ素の学術とPFAS問題」長谷川健(京都大学化学研究所)
第二講:「PFAS問題をめぐる国内外の動向」廣木雅史(京都大学経済研究所)
第三講:「繊維製品におけるフッ素化合物の評価方法と検出事例について」中西梓(ボーケン品質評価機構 大阪認証・分析センター)
第四講:「繊維用撥水剤の過去・現在・未来」山本育男(ダイキン工業株式会社)

その後、パネルディスカッションが行われ、世界の動向を考えての日本でのPFASの取り組み姿勢や今後の方向性について議論しました。



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■ 持続可能社会創造ユニット令和5年度第2回ミーティング(協賛)第96回マテリアルズ・テーラリング研究会を開催しました。

開催日: 令和5年12月16日(土)9:25〜17:25
場所: 京都大学芝蘭会館別館

持続可能社会創造ユニット令和5年度第2回ミーティング(協賛)として第96回マテリアルズ・テーラリング研究会を開催しました。34名(うち学生11名)の方に参加していただき、活発な議論が行われました。

講演1 「地球温暖化ガス排出量低減に向けた新しいチタン製造技術の開発-下工程を中心に-」藤井秀樹(東邦チタニウム)
講演2 「水素エネルギーと超伝導デバイス」白井康之(元京都大学大学院エネルギー科学研究科)
講演3 「レーザー誘起ブレークダウン分光法による水中その場元素分析法」作花哲夫(京都大学大学院工学研究科)
講演4 「非平衡高エネルギー密度プラズマにおける流動・輸送現象」岩田夏弥(大阪大学レーザー科学研究所)
講演5 「ナノスケール・サーマルマネージメント基盤技術の創出-二次元材料とナノ計測の融合による相変化伝熱の革新」李秦宜(九州大学大学院工学研究院)
講演6 「地球温暖化に対するエネルギー伝送技術の取り組み」弘津研一(住友電工)
講演7 「フッ素化学研究を基礎とする次世代工業プロセス開発」萩原理加(京都大学大学院エネルギー科学研究科)

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■ 持続可能社会創造ユニット令和5年度第1回全体会議を開催しました

開催日:令和5年12月7日(木)14:00〜17:00
場所:吉田キャンパス・総合研究14号館207号室

持続可能社会創造ユニットの参加8部局から運営ディレクターおよびユニット長が集まって、各部局での研究の取り組み事例を説明しました。予定した時間が足りないほど議論が続く、よい会となりました。

左から、エネルギー理工学研究所・野平教授、学術情報メディアセンター・岡部教授、生存圏研究所・梅村教授、東南アジア地域研究研究所・甲山教授、経済研究所・廣木特定准教授、防災研究所・佐山教授、地球環境学堂・西前教授
(ユニット長・化学研究所・長谷川教授 撮影)

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■ 持続可能社会創造ユニット後援: JASTIP WP3ワークショップ Workshop on Biodiversity: Genetic Resources and Innovative Bioresources Technology for Future Sustainable Use of Biodiversityが開催されました

開催日:令和5年11月21日(火)
場所:インドネシア・ボゴール

令和5年11月21日、インドネシア・ボゴールにて、JASTIP WP3ワークショップ Workshop on Biodiversity: Genetic Resources and Innovative Bioresources Technology for Future Sustainable Use of Biodiversityが開催され、持続可能社会創造ユニットは後援として参加しました。
生存圏研究所の梅村研二教授が、"BIODIVERSITY FOR SUSTAINABLE PRODUCTION OF WOOD-BASED MATERIALS"と題し、木質材料に関わる生物多様性について講演しました。ワークショップはハイブリッドで開催され、インドネシアの研究者を中心に、100名以上の参加者で活発な議論が交わされました。





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■ 持続可能社会創造ユニット令和5年度第1回ミーティング「PFAS科学の再出発に向けて」を開催しました

開催日:令和5年6月30日(金)13:00〜17:00
場所:オンサイト(京都大学 宇治キャンパス 宇治おうばくプラザ きはだホール)及びオンライン(Zoom配信)
開催案内フライヤー

令和5年6月30日(金)に、宇治キャンパスの宇治おうばくプラザ きはだホールにて、今年度の持続可能社会創造ユニットの第1回ミーティングを実施しました。
化学研究所の長谷川教授(ユニット長)を中心としたPFAS科学の新たな取り組みを行う学際的研究グループに経済研究所の廣木雅史特定准教授を加えて、国際的なPFAS規制に対抗可能な今後の学術的取り組みについて話し合いました。こうした文理融合、学際色の強い研究は、これまでにもなかったわけではありませんが、各研究グループに任せた結びつきの弱さに問題がありました。我々の取り組みは、SDA理論というPFAS科学の本質をとらえた理論を核にして、普段結びつきの弱い研究班を互いに強力に結び付けるものです。これにより、PFASに特有の空白領域を埋めて、いずれは炭化水素の科学と融合させようという今後の研究活動を、国際的にも進めていく予定です。


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